飼い主探しにオンライン譲渡会 熊本県内の犬猫保護団体
犬や猫の保護活動に取り組む熊本県内の民間団体は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で人を集めた譲渡イベントを開けず、引き取り手探しに苦慮している。そんな中、会員制交流サイト(SNS)上で「オンライン譲渡会」を開く動きが広がりつつある。
熊本市東区の市動物愛護センターは、毎月開いていた譲渡会を3月から中止。引き取り希望者には個別に対応している。「施設の収容能力はぎりぎり。さらに増えれば殺処分も検討しなければならなくなる」と危機感を募らせる。20日現在、犬68匹、猫39匹を収容している。
保健所や同センターに収容された犬や猫をいったん引き取り、新たな飼い主探しをする民間の動物愛護団体も頭を悩ませている。
けがを負った猫を中心に保護している「チームにゃわん」(梅崎恵美子代表)では、ボランティアスタッフが約70匹を手分けして世話する。出産シーズンも重なり預かる数は増えているが、譲渡につながっていない。「どうやって飼い主を見つつけるか模索している状況」という。
御船、宇城保健所の動物の譲渡を仲介する「アニマルアシスト千手」は16日、フェイスブックとインスタグラムの生配信で、譲渡会を試みた。御船保健所に収容されている4頭の犬について、特徴を示したボードを使って説明。「動画なので犬たちの様子が分かりやすい」とコメントも寄せられた。代表の土田悦子さん(48)は「自粛がいつまで続くか分からず、何かしなければと思い立った」。
譲渡会の開催を中心に活動する「ジョートフル熊本プロジェクト」も、複数の団体が参加するユーチューブを使ったオンライン譲渡会を計画中。「コロナ禍のしわ寄せが動物たちに来ている。犬や猫たちが幸せになれるよう活動していく」と話している。(志賀茉里耶)
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